薄毛の予防改善、育毛に適したシャンプー選び

間違いだらけのシャンプー選び

間違い① アミノ酸系のシャンプー

先日、女性のお客様が持ってきたシャンプーを見てびっくりし「これは」と驚きました。

お客様は薄毛が気になり、ネットで検索して「アミノ酸系シャンプー」がいいと判断し、購入して使っておられましたが、 いままでより抜け毛が多くなってきたと言われます。

こんな悲劇が起こらないよう書かせて頂きます。
このシャンプーは「確かにアミノ酸系」。
しかし前の世代のアミノ酸系洗浄成分で、30年前でも「手洗い用洗浄剤」しか使っていない成分でした。

さっそくネットで調べてみたのですが「アミノ酸系でやさしい」とうたってあるシャンプーが多いことに驚きました。 この種のアミノ酸系洗浄剤は「皮脂を取る力が強く」女性の薄毛で毎日使うシャンプーには絶対におすすめできません。

錯覚してはいけない「アミノ酸系シャンプー」というと、100%アミノ酸系洗浄成分で作られたシャンプーではなく、 ほとんどは「アミノ酸系洗浄成分も添加している」と解釈したほうがよく、その割合も数%しか配合されていないなど、 規定がないので消費者にはわかりづらい。


間違い② 錯覚してはダメ 

キューティクル

オーガニック、植物性、生薬、漢方の成分、香草、などいろいろな表現で宣伝されています。

「植物系だからやさしい」とか「安全」と錯覚してはいけません。

第一、「皮ふにやさしいなら薄毛に効果的」とは考えない方がいい。

皮ふにやさしいからと言って、「毛が回復する」「毛が生えてくる」というワケではありません。

専門家から見れば「オーガニック成分」だけで処方構成された商品は「ムリや偏り」があります。
それに、価格的にも高額になるはずです。

それなのに「価格がてごろ」ということは「効果が期待できるほど配合されていない」ことにもなりますし、 100%オーガニックなのかを確かめる必要があります。


間違い③ 第一目的は「育毛」「薄毛を回復させる」ことのはず

繰り返し述べますが・・・

・皮脂を取ったからといって薄毛は回復しません。
・毛穴は詰まったりしていません。(逆に開いていたら大変)
・パラペンなどカットしても毛は回復しません。
・ノンシリコンにしても薄毛は回復しないし、いまのシリコンは進歩しています。
・毎日シャンプーするプラスより、マイナスのほうが大きい人が増えています。
・植物性とかアミノ酸系だから「薄毛にいい」と短略的に考えるのは疑問です。

有効成分を配合さえしていれば「効果がある」のではなく、「効果が期待できる量を配合」しなければ効き目は期待できません。

したがって「オーガニックだから」とか「アミノ酸系」だからと効果を期待するのは間違いです。


間違い④ あなたの「防御膜」は。「代謝」は? 

次のことをイメージして欲しい。

シャンプーして「髪と頭皮の防御膜がすこし取り去られます」。

しかし、明くる日にシャンプーするときは防御膜は元通りに回復しています。

つまり、毎日シャンプーするなら「じぶんの防御膜形成と代謝」を見て、防御膜が損なわれるようなシャンプーは選ばないことが必要です。

オーガニックだから安全とか、アミノ酸系だから育毛にいいなどと考えるのではなく、 じぶんの代謝や防御膜形成を侵略しないシャンプーを選ぶべきなのです。

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