感触がよいヘアケア商品ほど荒れる

失敗の原因5  ヘアケア商品の選び方、使い方

感触のいい商品ほど危ない

感触

顔に使う化粧品やヘアケア商品は「使った感触」がよくないと売れないため、 メーカーは「感触をよくするため」界面活性剤を多く用いたり残留性の高い商品になってしまいます。
これが薄毛の原因になっています。

この原因は「界面活性剤は安くて微量で効果がある」
つまり利益率がいいため。

もちろんメーカーはできるだけ安全な処方構成をたえず研究しており、決してネットで非難されているような「無神経、怠慢」ではありません。

顔の化粧品をたくさん使う人ほど肌は荒れやすいし、ヘア商品をたくさん使う人ほど薄毛になる確率は高くなります。

シャンプー、トリートメント、リンスは界面活性剤が基本です。
よく「当社のシャンプーは界面活性剤を使っていない」という宣伝文句は、疑ってかかる方がよいでしょう。

石けんも界面活性剤ですし、昔は殺虫剤に使われていたくらい毒性が強いのです。

ほんとうに安全なら「ていねいな洗い流し」などしなくてもいいはずです。

またスタイリング剤やカラーやパーマの薬液などにも、数種類の界面活性剤が使われ浸透するようになっています。(中には育毛剤にも)

薄毛を改善するためには、自分の好みにあった商品を選ぶのではなく、「じぶんの細胞が必要としている」商品を使うようにしたい。


体質や症状から選ぶのが基本

商品選び

薄毛の頭皮、とくにアレルギー体質のかたは頭皮や髪の防御力が低下しています。そのため、シャンプーやリンスなどの影響を強く受けやすいのです。

しかも毎日のように使うため、さらに影響は大きくなります。

そのうえに洗い方が間違っていると「頭皮や髪に残留」が多くなります。
こうして頭皮や髪の環境は慢性的な悪化となっていくのです。

環境が悪化して頭皮の防御力がさらに低下し、ますますシャンプーなどヘアケア商品のダメージを受けやすくなります。

この悪化して弱った頭皮に、いきなり育毛剤をつけても効きにくく、逆効果になることが多いのです。

どんな高い育毛剤、自然の成分ばかりで作られた商品でも「細胞にとっては異物」です。
免疫機構は、異物(薬効成分)を排除しようとする働きのほうが強くなります。

だから自分に適した商品選びと使うタイミング、使い方などを細かく知っておく必要があるのです。


必要なものしか使わない

使わない

いったんリンスやトリートメントを使うと「リンスやトリートメントが必要な髪」になってしまいます。

だから薄毛の人は「クシ通りがよくなる」とか「整髪時にひっかかる」くらいの理由で、 市販のリンスやトリートメント、スタイリング剤は使わないことです。

もしどうしても使わなければならない状態なら「育毛している人が使う」頭皮の育毛環境を悪化させないリンスやトリートメントを揃えていますので、 それを使うようにしてほしい。

いったん進行させてしまえば、改善するのに何十倍では効かない何百倍ものお金が必要になります。

リンスやトリートメントを使っていた女性に、頭皮用シャンプーでケアしてあげ「これでもトリートメントは必要ですか」と聞くと、 全員が「このシャンプーだと、トリートメントはいらない」と答えます。

必要な商品しか使わないと、それだけマイナスが少なくなります。
これによって、薄毛や頭皮荒れの改善効果も高くなり、育毛速度も速くなります。
これが育毛の基本なのです。

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