常在菌の異常繁殖で頭皮が臭い

じぶんではわからないから悲劇
オヤジ臭のする女性、オジン臭い男性

女性にも多くなった臭い頭皮

皮脂の酸化、常在菌の異常繁殖、ストレス

よく洗っても解決しないニオイの原因

美容室からの報告さいきん「頭皮や髪が臭う女性」が多くなったようです。

においの原因は2通りあります。１つは｢加齢臭のニオイ」、もう１つは｢常在菌の異常繁殖のニオイ」です。

人間の体にはたくさんの菌が住み着いており、肌のエコロジーを保っています。
体に住み着いている菌は大きく分けて善玉菌、日和見菌、悪玉菌の３つに分類され、日和見菌といってふだんはおとなしい菌なのに、肌の環境が変わると悪玉になってしまう菌が多いのです。

肌や頭皮の毛穴の奥には皮脂を分解して肌を護る菌が住んでいますが、シャンプーで洗い過ぎなど頭皮の環境が変わると、ニオイ菌が異常繁殖して「ニオイが発生」するようになります。

つまり、清潔にし過ぎることで「におう」のです。

じぶんではわからないのに｢周りの人には臭う」ため、気にしてよく洗うとかデオドラントの洗浄剤を使う人もいますが、「体臭、汗臭い、チーズのようなニオイ、腐敗したニオイ」など、菌の種類によりニオイの性質は変わってくるので、対処法も変えなければ、ますます頭皮のエコロジーを悪くする結果となります。

昔は不潔、いまは「清潔」すぎて菌が発生

昔は現代のように空調設備が完備していなかったし、入浴も銭湯に行く人が多かったので「不潔でニオイが発生している」ケースが多かったのですが、いまは｢清潔にし過ぎてニオイが発生」するケースが多くなっています。

レストルに相談に来られた女性から「わたしは毎日シャンプーしているのに、なぜ臭いといわれるのか」と、不満を漏らされますが、実は、毎日シャンプーしているため「菌が繁殖しやすい環境」をつくっているのです。

だから、シャンプーしたりケアする前に「どのような菌が異常繁殖しているのか」を突き止めなければ解決できないのです。

そして、なぜ菌が異常繁殖するのかの原因を突き止めてから対処しなければ。

洗ったときは｢ニオイはしなくても、時間がたてばニオイが発生」という結果になります。
ニオイが｢原因を絶たなければ」いつまでも不安がつきまとうことになります。

レストルでは「よくシャンプーしているのに、なぜニオイが発生するのか」を原因説明して、対処法をアドバイスしています。

今のシャンプーが原因かも？

あなたの皮膚（頭皮）は「菌交代現象」がおこっているかもしれません。

皮膚には数種類の菌が住んでエコロジーを形成しており、その中には「美肌菌」といわれる有用な菌も住んでいるのです。

そのエコロジーが、肌を清潔にするため毎日シャンプーする、体を洗うことで清潔にはなりますが、その代償として「皮膚（肌や頭皮）のエコロジーを破壊または変化」させてしまっているのです。

そして「ニオイの原因の菌を殺せばいい」的なシャンプーやデオドラント商品がありますが、菌は皮膚の表面だけに住み着いているのではなく「毛穴の中」に住み着いているので、シャンプーするだけ、洗うだけでは一時的な制菌効果しかなく、ますます「耐性菌」環境に強い菌だけが生き残ることになり、こじらせてしまう結果となっています。

そのいい例が｢抗生物質」です。安易に抗生物質を投与して来たため、体の中の｢善玉菌」まで殺してしまう弊害が問題となり、医療機関でもいまでは抗生物質はできるだけ使わないようにしています。（抗生物質を使わない治療には奨励金まででています）「抗生物質でも効かない耐性菌」が出てきて、もうこれ以上の効き目のある抗生物質はつくれないからです。

この前例の教訓を生かさなければ「質の悪い耐性菌ばかりが生き残る」皮膚となってしまう。

だから、｢菌を皆殺しにするようなケア」をしないで、いままでのような「善玉菌の多いエコロジー、いろいろな菌のバランスが保てているエコロジー」をつくけるケアが必要なのです。

レストルでは「頭皮のエコロジーを考えたシャンプー」を開発しています。