店側の効率ばかり考えた機能的な空間(個室)では、無意識界で緊張があります。 「何か落ち着かない」という気になりますので、施術の効果は半減します。
施術の効果を上げるためには、相談者の全身の緊張を緩和しリラックス状態になって頂き、気・血・水を整える必要があるのです。 まずこれをしてから「育毛手当、育毛施術」なのです。
心が緊張している人は育毛サロンには行きたがりません。
個室に入るとますます緊張状態になります。
この心理状態を考えないで、一方的なカウンセリングをおこなうと「イヤな気分」だけが残ります。
時間をかけてカウンセラーと相談者の信頼関係ができるような「癒しろ空間」をつくり、 緊張した心をニュートラルにしてリラックス状態で気・血・水育毛施術を受けることで施術の効果は上がるのです。
「手当」とは文字通り患部に手を当て回復させること。
これ以上書くと宗教じみてくるので省略しますが、医療設備のない古代、ケガをした子供の幹部に手を当てたり抱きしめたり、 必死になって治るよう祈っていました。
そうした能力の高い人がマギ(マジックの語源でふしぎな力をもつ博士薬師のこと)になり手当を行っていたのです。
この手当の心がカウンセラーになくてはならないのです。
気を鎮め手のひらや指先に気を集めて、祈る気持ちで手当をしていくのです。
これがカウンセラーの基礎なので、当方のカウンセラー塾ではまずこのことから勉強していき、理論や方法は次の段階の勉強になるのです。
「治したい相談者の心」と「治ってもらいたいカウンセラーの心」が一緒になって少しでも早く根本からよくなるように施術をおこなっているのです。
そのための場所が「癒しろ空間」なのです。
この空間は相談者だけでなく、カウンセラーの心もリラックスさせ、深い施術ができるようにしています。
機能ばかりを優先させた施術と、心の領域まで考えた施術では効果は違ってきます。
難しい症状ほどこの領域の施術を必要としているのです。
敏感な人、気が弱っている人は当店に入ると空気が違い、症状によっては肌がチリチリするような感じがするのがわかるはずです。
これは深い森の中や大木に囲まれた神社などで感じられる「癒しろ空間」と同じなのです。
薬や手当でよくならない(なりにくい)疾患や症状なんていくらでもあります。
「手当の密度と時間」を考えてほしい。
短い時間で診察して処方箋で薬をもらったり、機能的なメニューをこなしていく施術、マニュアル通りに手当をしていく担当者、
これらに欠けているのは「密度」なのです。
手当(手当)の密度が希薄だったり、機械的な無感情の施術では限界があり、それらの人が相談したり行く場所がないのが現状なのです。
もちろん相談者側にも問題があります。
早く治したい気持ちは分かりますが、
「魔法の薬」など存在しません。時間をかけて段階的に改善していくしか方法のない疾患もあるのです。
そういう疾患は相談者の体や細胞が受け入れ体制が整ってないと薬が効かないのです。
つまり薬が効かないのではなく、細胞が薬の効果を受けつける環境になっていないのです。
当方はそうした「いろいろ手当を試したけれど治らなかった」人の相談所として、 ゆっくりじぶんの症状や疾患と向き合って手当法を組み立てる場所として開設しました。
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