飛行機や新幹線などを乗り継いで大阪のレストルクリニックに来られる人が増えています。
話を聞くと本当に怒りを覚えるようなケースも多い。
たとえば、○○療法として1回十数万円の費用を5回も9回もしたのに「うぶ毛しか生えない」などがあります。
80万円以上も払っているのだから、いままでの育毛サロンよりひどいと言われています。
とくに「うつ傾向にある薄毛」の人は、ショックも大きく精神的なダメージも大きく、カウンセリングが1時間以上におよぶこともあります。
カウンセラーとして気苦労の多い相談ですが、一消沈して暗い顔をしていた人たちが、帰られるときは明るい笑顔になっているのが、 本当に嬉しくカウンセラーをしていてよかったとこちらも嬉しくなります。
病気になったのは「結果」なので、その結果には「原因」があるはずです。
その原因を解決しないで「薬だけ投与」するのは疑問が残り、そうした人がわたしの元にカウンセリングを受けに来られます。
医師は診断して「病名」をつけます。
病名を知らされると「病気になった」気分になり、さらに落ちこんでしまいます。
病気とは文字通り「気の病、気落ちする、気逆、気が迷う」のです。
そして薬は「治る手助けをする」だけで「治すのは本人の気力、体力」なのです。
カウンセラーは「迷っている気」をどの方向に導けばいいかを示し、気力と体力を回復させる仕事なのです。
夜中に泣きながら電話をかけてくる人、電話で相談してわざわざ九州や東北から来られる人、親が心配してつれて来られる人、 何回も予約しながらドタキャンしてやっと勇気を出してこられる人、カウンセリングの途中で涙ぐむ人、 皆が「生老病死」の悩みや苦しみを持ってこられます。
薄毛で「心の悩み」や「心に起因する悩み」をもっておられる人、逆に心の悩みから薄毛になっている人のための特別相談電話を開設しました。
まず「件名の欄」に「心の相談電話希望」と書き、お名前、年齢、性別、職業を下記のメールアドレスに送ってください。
薄毛で深く悩んだり、うつ傾向にある薄毛は「薄毛だけの問題」ではないのです。
その心の持ち方やトラウマ(精神的なダメージ)は、社会適応性、つまりその人のこれからの人生にも大きく影響し左右するからです。
なぜ他の人より深く悩むのか、気落ちするのかの原因を知らなければ「ただ薬を飲んだり手当てをしても」よくなることは少ないのです。
ただ薄毛の手当をする対症手当ではなく、カウンセリングより原因を改善する「根本手当」をしなければ進行させたり こじらせたりしてますます悩みが深くなります。