失敗する要素が多い自己流育毛の穴は次の通り。
・本人の症状と原因が正確に把握できていない。
・情報が本人の症状や体質に適しているか判別できない。
・情報精度や偏った知識で判断し手当を組み立てる。
・なにかを売るための情報に惑わされる。
わたしでも知識や情報の全部は公開していません。
これでも同業者から「本音や価値ある情報を知らせすぎ」と抗議されています。
とくに商品に関連する情報は、その商品を売るために寄せ集められた情報だけなので、すごく割り引いて判断する必要があります。
ネットでは椅子に座って膨大な情報が得られるという大きなメリットがあります。
しかし逆に専門家でもだまされる情報も多いのです。
手当者ではなく、起業家の戦略の1つとしての育毛情報が氾濫し、それがいつの間にか「都市伝説」的に広まり、 正しい情報として認知されているものがたくさんあります。
育毛サロンに行くと「毛穴が詰まっている、それを改善しないと」と言われたとほとんどの体験者は言います。
わたしは40年も育毛カウンセラーをやってきました。
しかし毛穴が詰まっている人は数例しか見ておりません。(希少なケースでしかありませんし、これが原因で薄毛にはなりません)
もし毛穴が詰まっていたり皮脂で薄毛になったりするならば、未開の地で風呂にもあまり入らない人はハゲている人が多いはずです。
風呂に入らなくてもシャンプーしなくても日本人より薄毛の人は少ない。
皮脂で顔や髪がドロドロになっていても、薄毛はほとんどいないのはなぜでしょうか?
つまり皮脂が薄毛のおもな原因ではないということなのです。
それを多くの人が立証しています。
前記9のところで書きましたが、家庭で育毛したいなら「信用できるカウンセラーを探す」ほうがいい。
育毛は段階的に手当をしなければ成功しません。
さらに症状が変われば手当も変わります。
経過により微調整する必要があるので、カウンセラーが必要になるのです。
カウンセラーとはメールや電話などで症状や体質など詳しく話して、アドバイスをもらうようにしたい。
大切なのはカウンセラーと本人の信頼関係が結べるかどうかです。
どちらかが一方的に利用したりする関係は長続きしません。
このような状態では、本当のカウンセリング効果は得られません。