「新しい育毛」として高い評価
育毛剤の効果を期待する育毛と、頭皮回復による育毛は同じようで大きく違います。
薄毛になるのは毛だけでなく、「頭皮も毛穴も」全部が老化していくから。
右(スマホでは上)の薄毛の頭皮の拡大写真の「頭皮の状態と毛穴の状態」を見ると、毛も細くなるが、毛穴も小さく萎縮しているのがよくわかります。
残念ながら、育毛剤には頭皮や毛穴を補修・回復させる機能はほとんどないのです。
だから「矢印④の萎縮し老化した毛穴」を「矢印①へと作り替えるためには「頭皮回復の育毛」が必要なのです。
誤解しがちなのは「④の短小毛が、①の毛に育つ」のではなく、「①の毛穴に作り替割った毛穴から、太く健康な毛が生えてくる」のです。
左の写真のような頭皮や毛穴の状態(頭皮の異常、炎症の四徴状態)では、「育毛剤はほとんど効かない」状態になっています。
皮ふ科学的には「皮膚は修復する」のではなく、痛んだ皮膚は破棄して、新しい皮膚に「作り替える」のです。
髪も同じで「細い毛を太くする」のではなく、細い毛は細いまま抜けて「太く健康な毛が生え替わる」のです。
このような状況の薄毛には、「補修・保護機能がない育毛剤」に代わって、「頭皮や毛穴を作り替えていく頭皮料」を使い、太く健康な毛が生える頭皮・毛穴の環境にするのです。
育毛剤を使うのは、この後で、育毛剤は「頭皮の育毛環境が整って」から使うことで即効性を発揮します。
育毛剤は「育毛目的」、厳密には「初期の薄毛」に使って効果はあるのですが、老化した頭皮や傷んだ頭皮には効果が出にくい。
頭皮料は、弱り老化した頭皮や毛穴の回復や保護に使われています。
例えば、カラーや白髪染め、パーマの前処理として、毛穴の萎縮や角化の予防、加齢による頭皮の老化(髪質が悪く細い毛しか生えなくなる)、頭皮が顔のほうへずり落ちて「老け顔」になるのを防ぐ、目的でも使われています。
また「自分の皮脂で炎症をおこしているアトピー」の回復にも使われています。
特に「家庭でカラーや白髪染めを定期的にしている」かたは、頭皮の保護だけでなく、髪質のいい毛が育つ環境にするためにも、頭皮料が必要です。
頭皮料 セリナシッタオイル セリナシッタゲル 機能強化
知ってました? トリートメントが髪質を悪化させていることを
ほとんどの人が知らないトリートメントの弊害
トリートメントは髪の表面しか補修していない。
トリートメントをおすすめしない理由は3つ
①タンパク変性作用で髪のタンパク質が変化
(殺菌剤にも使われている )②髪よりも頭皮や毛穴への影響(育毛を抑制する)が大きい
③髪を傷めてから、表面だけを補修(中は元の損傷のママ)
とくに薄毛が気になる人にはおすすめしないし、男性の薄毛AGAには禁止です。
見てくれだけ、頭皮の育毛環境を阻害する可能性の高いトリートメント、使い方はしないようアドバイスしています。
頭皮を回復させてから育毛
頭皮料を使って頭皮回復してから育毛剤を
左側の異常のある頭皮を、右側のような頭皮に改善してからでなければ、育毛剤は効きません。
上の写真の左側は、よく見ると「炎症、浸潤、むくみ、毛細血管の脆弱化、毛穴の閉塞・角化」などの症状があり、毛を育てる環境は悪化しています。
次のことを覚えていてください。
「育毛率や発毛率が○○%」と宣伝していますが、
どんな状態の頭皮、どれくらいの進行度の薄毛に効いたかは書かれていません。
メーカーが「効いた」という言葉や文章を信じて使っているに過ぎません。
そして、「効かなかった」ばかりでなく、薄毛を進行させてしまい、ますます改善率は低くなっていくのです。
すこしでも頭皮に炎症などの異常があるケースでは、「まず頭皮料を使って」から、それから育毛剤を使う必要があります。
オーガニックだから、ボタニカルだから、アミノ酸系だから、石油成分カットだから
どんな頭皮にも無条件にやさしいシャンプーなんてない。
どんなシャンプーでも洗浄成分で作られているので、その洗浄成分(界面活性剤)には「細胞への浸透作用、細胞を殺す作用、髪や頭皮のタンパク質を変性する作用」があるのです。
つまり、シャンプーには「頭皮や毛穴の中に入り込み、細胞を攻撃して殺し、変質させる作用がある」ということなのです。
「やさしい」とは、「それらの作用が弱い」ということで、「ない、安全」ということではないのです。
そして、頭皮の表面のシャンプーはすすいで洗い落とせますが、毛穴の中に入り込んだシャンプーは「微量でも、長い期間残留して育毛組織を攻撃している」のです。
「あなたの頭皮や毛穴はこのような状態で、このような症状が見られるから」
「こうしたシャンプーをこのように使うようにして下さい」
このような説明をしてもらえる人から、シャンプーを買って下さい。
あなたの頭皮や髪に必要なのは「やさしいシャンプー」ではなく
あなたの「頭皮や毛穴の状態」と「髪質、髪の状態」に適したシャンプーが必要なのです。
そして「目的に合ったシャンプー」なのです。
お金、労力、時間、外見、
大損をしているヘアケア人生